ホームヘルパー2級　資格取得

東京電力福島第一原子力発電所の事故に関して、厚生労働省は、福島県内の帰還困難地区に対して、介護サービスを利用した際の自己負担免除や保険料減免する措置を継続する方針としたようです。

確かにまだまだ帰れない地域の方もいらっしゃるようですから、介護・福祉関係の取り組みとしては良い措置だと思います。やっぱり住み慣れた場所に帰りたものですよね。

施設に入居される場合でも、一定期間は自宅を手放さないようにすすめていると言います。
それは何故かというと、『帰れる場所がある』というのは、精神的に安心されるようなんです。
仮に入居する際、すぐに手放してしまうと、帰れる場所がないと精神的に不安になり、不穏になったり、認知症が進む方もいらっしゃるようなんです。

話が脱線しましたが、原発事故で精神的打撃を受けた高齢者は多いはず。
少しでも経済的、精神的苦痛を排除してあげたいですよね。

なお、自己負担免除や保険料の免除が受けられるのは、帰還困難区域・避難指示解除準備区域・居住制限区域の方が対象だそうです。また所得によっては2013年以前に解除された区域の方も対象になるとか。

少しでも負担を軽くできるといいですよね。
それよりも福島原発事故にて、いまだに制限のある区域の方が、また元の生活に戻れるように早く復興できるよう整備できることが何よりもうれしいことと思います。